当院では、定期接種から任意接種まで、各種予防接種を取り扱っております。新生児・乳児から15歳までの小児から、大人、ご高齢の方まで接種を受け付けております。
予防接種は、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することです。予防接種には、自らが病気にかかりにくくなるだけでなく、社会全体でも流行を防ぐ効果があります。
高齢者肺炎球菌ワクチン、風しんの追加的対策に伴う抗体検査・定期予防接種、HPVワクチン、インフルエンザの予防接種など、各種予防接種を取り扱っております。定期接種については、対象の方の場合、国・市町村の助成を受けて予防接種を受けることができます。どうぞご利用ください。
ワクチンによっては取り寄せとなるため、接種をご希望の方は、事前に当院スタッフへお問合せください。また、季節性インフルエンザ予防接種は、毎年10月から開始しております。開始時期になりましたら、ホームページや院内の掲示でお知らせしております。
子宮頸がん予防には、ワクチン接種と定期的な検診が大切です。HPVワクチンでは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。検診では、前がん病変(異形成)や子宮頸がんがないかを検査します。
20歳になったら、子宮頸がん検診を定期的に受けることが重要です(参照:厚生労働省リーフレット)。ワクチン接種について、不安なことや気になることがあるときは、どんなことでも医療機関や医師などに相談しましょう。
子宮頸がんの予防接種
当院では「4価ガーダシル」と「9価シルガード」を取り扱っております。
4価ガーダシルは、定期接種(小学校6年~高校1年の女子)となります
【接種回数】3回接種
※小学校6年生または中学1年生になったら初回接種を受け、1~2か月の間隔をあけて2回目、初回接種の6か後に3回目を接種します。
【接種料金】17,600円(税込)
※2021年10月時点の任意接種の料金。定期接種の場合は、自己負担はありません。
9価シルガードは、9歳以上の女性を対象とした任意接種となります
【接種回数】3回接種
※初回接種後2カ月、6カ月後の合計3回接種
【接種料金】30,000円(税込)
※2021年10月時点の料金
帯状疱疹ワクチン接種は、50歳以上の方を対象とした予防接種です。ワクチン接種を行うことで、免疫力を高め帯状疱疹の予防につながります。予防接種によって、帯状疱疹の発症率を抑えたり、もし発症しても重症化しにくく、帯状疱疹後神経痛などの予防にもつながるといったデータもあります。
これまで帯状疱疹の予防接種では、水ぼうそうの予防にも使われている水痘ワクチンを使用していましたが、2020年1月に新しい帯状疱疹ワクチン「シングリックス@」が発売され、当院でも接種を行っております。帯状疱疹ワクチン「シングリックス@」は任意接種となります。医師とご相談の上、接種をご検討ください。
帯状疱疹ワクチン「シングリックス@」について
【接種回数】2ヶ月間隔で2回接種
※2回目の接種が2ヶ月を超えた場合であっても、遅くとも1回目から6ヶ月後までに接種が必要。
【接種料金】25,000円(税込)
※2021年10月時点の料金
定期接種は、市町村公費により無料で受けられるワクチンです。
- ヒブ(Hib)
- 小児の肺炎球菌
- B型肝炎
- 四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)
- 麻しん風しん混合(MR)
- 水痘(水ぼうそう)
- 日本脳炎
- 子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)
任意接種は、自費扱いのためワクチン接種費用がかかります。但し、受けなくてもよいワクチンではありません。病気の発病や重症化予防のため、必要に応じて接種しましょう。
- インフルエンザ
- おたふくかぜ
- ロタウイルスワクチン など
※ワクチンによっては取り寄せとなるため、接種をご希望の方は、事前に当院にお問合せください。